【ハースストーン】1月22日に追加される新カードの事前評価【ダークムーン・レース】
概要
急に発表がきたので取り急ぎ。
昨年、【ガラクロンドの目覚め】が追加されたのと同タイミングのカード追加ですね。
公式ページの概要は以下
半端な時期の追加にしてはそこそこ多い66枚の新カード。
66種を1枚ずつで1840円なのか、レジェンド以外は2枚ずつ入っているのかはわからないが、ゲーム内ゴールドで買える点も考慮するとなかなか良心的な価格設定。
1/20時点で35枚公開されているので、とりあえず寸評していきます。
カードは全35種で、バンドルにはレジェンド以外2枚ずつ封入で全66枚ということらしいです。
評価基準
全4段階評価
★★★★ OP
★★★☆ 強い
★★☆☆ 弱い
★☆☆☆ ゴミ
デュアルクラス
【千鍵守護者アイボリー】
★★★☆
【デュアルクラスの呪文カードは以下の18枚】
- 悪魔の相棒
- フェル学
- 魂剪断
- 電光刹花
- ルーン彫刻(トレント4体召喚)
- カワイイ侵入者
- 守護獣
- 根源学の予習(呪文ダメミニオン発見)
- 退化の矢
- 頭を冷やせ!
- 幻影ポーション
- 名誉の盾(聖なる盾と攻撃3付与)
- 無気力の波
- 光輝の贈り物(聖なる盾付与+コピー召喚)
- 学位授与式(デッキから召喚+聖なる盾と挑発付与)
- 死者蘇生
- 無理強い
- 斧刀講
18枚のうち、半分くらいはプレイアブルな印象。
ランダムピックなら間違いなく弱かったけど、発見だしまぁ使うでしょ。
プール内に0マナや1マナの呪文も多く含まれるので、6マナあればそのまま魔法活性まで発動できそうなのがわりと良さげ。
メイジにもローグにも嬉しい一枚。
【暗黒審問官ザネシュ】
★☆☆☆
そもそもプリーストがデッキに入れることができる変妖カードは現時点で10種類(ゴミカード多数含む)。
未発表カードに変妖シナジーカードがあるのかもしれないが、5マナ払ってまですることではない。
効果は手札のカードにも適用されるので、【フリズ・キンドルルースト】よりはマシなのかもしれない。
【錆鉄の使者ラストウィックス】
★☆☆☆
【解き放たせしイセラ】みたいな効果なら使ったけど、わざわざ転生ミニオンをコスト払ってまで使うことはない。
5マナな上に断末魔で起動も遅いので、イマイチ何がしたいのかわからないレジェンド。
【フェルファイアの射手】
★★★☆
アグロに入れるなら実質1/2/3。
除去されなければ無限にバリューを生み続けると思うと結構厄介。
両ヒーロー共に上手く扱えそう。
【伸縮自在ポーチ】
★☆☆☆
呪文限定だったら使えたかも。
ミニオンを含むならプール広すぎてまともに使えない。
【導き】
★☆☆☆
【自然学の予習】の劣化にしか見えない。
少なくともデッキには入らない。
【封印されしフェニックス】
★☆☆☆
休眠が付いてなければ使われると思います。
休眠ミニオンはもっとスタッツ高くていいよね。
【ニトロブースト毒】
★★★★
その昔(6年くらい前)、こういったカードがあったんですが、
当時ではめちゃくちゃに強くて、スタン落ちまで常に使われていた実績があるので、それの1マナ版なんて使われないわけがない。
それに加え、【1マナ変妖】はほぼ縛りがないようなものなので、両ヒーロー共に強力な打点カードを手にしたことになります。
ローグは全てのデッキに入りますし、ウォリアーもアグロ構成が組めそうですね。
【バリケード】
★☆☆☆
無条件で2体出したとしても弱い。
【ラリー!】
★★☆☆
ナーフ前の動員を知っているとめちゃくちゃ弱く見える。
『事前準備で6マナ払った上にまた4マナ払ってようやく2マナ踏み倒せますよ。』
という呪文。もっと他のカード入れたほうが良くない?
1ターン~3ターンでテンポよくミニオン召喚して、4ターン目に使えたらそこそこ強いので星2。
【ヒステリー】
★★★★
集団ヒステリーの簡易版。
相手のミニオンを選択できるのはかなり良い。
肉の巨人とか、ビッグエドウィンとか、かなり使い勝手は良さそう。
特にプリーストが好みそうですね。
【幸運の魂の溜め込み屋】
★★★★
ここに来てまさかの欠片シナジー追加。
テンポで出しても強いし、変妖したらもっと強い。
3マナ変妖は普通にプレイアブル。
デーモンハンター
【イリダン党の予習】
★★★★
【異端カードは以下の11枚】
- 真紅の秘印の使い走り
- 魔力喰い
- 霊視力
- 魔眼光
- ドレッドロード・バイト
- ヴァイルフィーンドの訓練士
- 最優秀生徒ステリーナ
- 滑空
- イリダン党のフェルブレード
- グルダンの髑髏
- フェル学
異端カードプールがそもそも優秀だし、発見したカードがそのまま異端発動するし、至れり尽くせり。
全デモハンのデッキに入る一枚。
4ターン目に髑髏が使えるかと思うと恐ろしい。
【フェルセイバー】
★☆☆☆
『ウォロガラクのハズレ枠増えたな』くらいの印象。
ドルイド
【ドリーミング・ドレイク】
★★☆☆
これ一枚でドラゴンドルイドを組む人は居ないと思う。
【イセラポータル】の挑発枠が増えたなという印象。
【草攻凶花】
★★☆☆
最低でも5マナで4/3を2体召喚。
そこまで弱いことは言ってない。
予習で取ることはありそう。
デッキには入れない。
ハンター
【ボーラ・ヴォレイ】
★☆☆☆
カードの効果自体も古臭いし、ハンターに除去呪文ってのも微妙。
【鞍職人】
★☆☆☆
3/3/4のスタッツに最低評価を付けるのは忍びないが、実際使わないと思う。
2マナ以下だったり、発見だったりしたら使ってたかも。
メイジ
【氷河のレーサー】
★★☆☆
コントロール寄りのテキストなのに、スタッツはテンポ寄りなのが微妙に思える。
この効果にカードを一枚割く価値はなさそう。
【マナビスケット創造】
★★☆☆
恐らくこのビスケットは【練気】のようにマナを『追加する』わけではなく、【オム】のように2マナを『回復する』効果なので、思ったより面白い動きはできなさそう。
花火メイジのモザキのカウントに使えるくらいか。
パラディン
【封印されし星界馬】
★☆☆☆
休眠中でも魔法活性が活用できるならそこそこ強そう。
活用できないならゴミ。
★★★☆
筆者が聖典パラエアプ過ぎて正直よくわからない。
終盤の追加打点や除去カードとして優秀に見えるので星3。
プリースト
【光の馬】
★☆☆☆
旧時代のカード。
アンドゥインがプリーストだった頃ならそこそこ強かった。
ローグ
【こんなバナナ!】
★★☆☆
条件が厳しいわりに効果が微妙。
この為にカードを一枚割くのは流石に微妙に思える。
【ときめきインチ騎手】
★★★☆
ドロー効果の付いた【キリン・トアのメイジ】。
手札に秘策が複数枚ある場合は貼る秘策は選べないが、まぁ誤差の範囲だろう。
これ一枚で秘策ローグ微強化といったところ。
シャーマン
【土砂崩れ】
★☆☆☆
書いてあることがそもそも弱い。
コントロール系のカードをいくら追加しても、コンシャマが覇権を握ることはない。
【霧纏いて走るもの】
★★★★
一回り小さいボーンメア。
アグロのオトモにどうぞ。
ウォーロック
【バックファイア】
★★★☆
2マナと2ダメージ払って1ドローしてるヒーローだし、追加で1マナと1ダメージ払って2ドローできるなら強くない?
【グルダンの手】が強すぎるせいで微妙に思えるが、このカード単体の性能はそこそこに高い。
ウォリアー
【トゲトゲの車輪】
★★☆☆
このカード単体の性能は高いし、わりと好み。
ただ、現行のデッキに入るかと問われたら『入らない』と答えるかもしれない。
【イカリ】や【剣食い男】がかなり強いので、この武器が入る余地はなさそう。
【甲鉄】
★★☆☆
条件は非常に軽いが、ただスタッツが高いだけのミニオンは採用されない。
共通
【鎧売り】
★★★★
盤面制圧が勝利条件のデッキでは単に自分のヘルスが増えるだけなので、1ターン目の動きとしてはこれ以上ない効果。
フェイスデッキが環境で増えすぎた時のテックカードとしても引っ張りだこになりそう。
【カニライダー】
★☆☆☆
【ギドラ】が使われないことを考えると、やっぱり強くないのかな。と思う。
なんか悪いことできそうだけど、特に思いつかない。
【監死者】
★☆☆☆
ネタカード。
【ムーンファング】
★★★☆
ミニオンを横に広げてくるデッキに対しては特に強くはないが、コントロールに対しては無類の強さを誇りそう。
守護獣の微強化ですね。
【暴走ブラックウィング】
★☆☆☆
【ラグナロス】が復活した時に全く使われなかったことを考えると、ミニオン限定ならば尚の事使われない。
【イセラポータル】に関しては超絶強化。