【最新リスト】ランプドルイドデッキガイド【Part2】#ハースストーン
はじめに
お久しぶりです。どりるです。
ランプドルイドが面白すぎて、意外とHS熱が高い今日この頃。
日常は仕事で忙しいものの、合間の時間を見つけてはHSを嗜む日々です。
最近はもっぱらスマホハースが多いですね。
ahamoさんのデータ通信量に助けられてます。
さて、今回も前回同様ランプドルイドのガイドとなりますが、前回から一ヶ月以上経っている上に、デッキリストも対戦環境も様変わりしているので、2月2週現在の最新の攻略情報をお届けしようと思います。
デッキの基礎の部分は前回と変わっていないので、まだ記事をお読みになっていない方は、先に軽く目を通すことをおすすめします。
デッキリスト
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左が前回のリスト。右が現在私が使用しているリストです。
マナ加速やドロー系統のパワーカードは変わっていないものの、終盤のバリューカードやフィニッシャーカードがより強力になっています。
ヤシャラージュパッケージはアグロ以外のすべてのデッキに対して有効に働く超バリューカードなので、現在のランプドルイドでは定番となっています。
マリガン
【マストキープ】
▲左に行くほど優先度が高いです。各1枚までキープ。
【セットキープ】
▲マナ加速三銃士のうち1枚でも取れた場合は電光刹花をキープ。
▲3T過剰繁殖は常套手段。対アグロでも大体やります。
【ハンター・シャーマン】
▲相手の盤面クロックを切ることが重要なマッチでは残します。影プリーストやアグロドルイドは見分けるのが困難なのでキープしませんが、大会等でアグロだとわかりきっているマッチなら残します。
各カードの解説
1ヶ月経って私の意見もガラッと変わった部分があるので、改めて現在の意見を綴っておきます。
【電光刹花】
マナ加速カードを1ターンでも早く使うためのカード。
当然ながらゲーム序盤ほど強く、終盤では役に立たないカードに成り下がります。
8マナ時の《電光刹花+日蝕+結界》はテンポデッキ殺しなので、頭の片隅に置いておきましょう。
【自然学の予習】
昨今では【フクロウ】と【ヨグサロン】のカウントを進める為のカードという認識。
対テンポデッキでは軽めの呪文をピックしてカウントをいち早く進め、レイトデッキにはバリュー重視の呪文をピックすると良いでしょう。
【伸縮自在ポーチ】
0マナ・8マナ・10マナのカードを取りましょう。
それ以外のマナ帯は本当に弱いので、基本的に考慮しなくていいです。
当デッキでは【ピエロ】の変妖手段が限られているので、できれば『ポーチ産の10マナカード』で変妖させてあげたいですね。
【月蝕】
なんだかんだで抜けない飛び道具。
シャーマンが蔓延る環境では必須級ですね。
対レイトデッキでは序盤にダブつくと負けます。
【月明かりの導き】
状況によってピックするカードが変わってきます。
- 序盤にマナ加速が引けていないならばマナ加速カード。
- アグロ・テンポマッチならば除去カード(フクロウ・月蝕)。
- レイトマッチならばバリューカード(ヤシャ・ピエロ)。
そのマッチで将来的に欲しいカードを複製しておくカードです。
追加ドローまで加味すると立ち回りが歪むことが多いので、あくまでオマケ程度に捉えておくと良いでしょう。
ちなみに、【導き】から【導き】を引く行為と、【ヴァンダル】を引く行為は弱いので控えましょう。
※レイトマッチ:コントロールやOTKコンボ等の遅くて重いデッキのこと
【重さ当て】
特筆することのない2マナ2ドローです。
2ターン目はヒロパエンドが多いので、一枚ならキープして良いでしょう。
【日蝕】
覚えるべきコンボは4通り。
- 日蝕+結界 アグロ・テンポマッチでは最強の動きだが、レイトマッチではその限りではない。用途としては一番多い。
- 日蝕+ポーチ レイトマッチでは真っ先に狙う動きです。13マナ用意して10マナカードを取りに行きましょう。ピエロを変妖させる手段はここから手に入れます。
- 日蝕+アミュレット 除去として使うことはあまりなく、リーサル手段として用いることが多いです。対ウォロではよくやる動きです。
- 日蝕+過剰繁殖 電光刹花を絡めて使うことが多い。日蝕結界を捨てる価値があるかどうかはその後の手札にもよる。ハイリスクハイリターンな動き。
1と2を使うのがほとんどで、3と4はレアケースです。
【月触れのアミュレット】
主な用途は2通り。
- マナ加速カードを使っている間に減ったヘルスを回復し、中盤のミニオンのクロックを切る。
- ヤシャラージュを1-2回使って相手の顔面にバーストダメージを叩き込む。
【ヤシャラージュ】で使い回すことが大前提なので、非変妖で使用することはまずないです。
逆に言えば、変妖さえできていれば3マナ余った際に雑に切っても大丈夫です。
8マナ以降は重いカードを使っていきたいので、できればそれまでのターンに1枚使っておくのが理想ですね。
【ヴァンダル・ストームパイク】
デッキ内のミニオンのコストを3下げてくれる擬似マナ加速おじさん。
ハチャメチャに強そうに見えて、実は控えめな性能です。
【ピエロ】を6マナに下げ、変妖させやすくするのが1番の目的であり、他のミニオンを安くするのはオマケ程度に捉えてください。
このカードが序盤に着地できれば、【ガフ】が引けなくても勝ち筋を見出すことができます。
【過剰繁殖】
1-3ターン目に使うのが理想のカード。
4ターン目に使うのは遅いです。
このカードの活用法については前回の記事で詳しく触れているので割愛します。
【野生の心のガフ】
全てのマッチでこのカードを引きに行きます。
デッキを半分めくっても引けない試合は大体負けます。
マナ加速カードとしては、最序盤では過剰繁殖の方が強く、中盤以降はガフに軍配が上がるイメージです。
【ポーチ】で10マナカードを手に入れるのが最大の目的なので、11マナを越えるまでは毎ターンヒロパを連打してマナ加速を行いましょう。
【怪力男】
スタメン0/6/6。
テンポデッキに対しては守りの要。
マナ加速カードとセットキープしても良い気はしているが、実際に残したことはない。
【本影のフクロウ】
フクロウが0マナになったからといって、空の盤面にポン出しするのは二流ドルイドです。
こいつはあくまで除去カードなので、相手のミニオンを除去するタイミングでプレイしましょう。
【セナリウスの結界】
《日蝕結界》は最強だが、《日蝕ポーチ》も最強なのでどちらに【日蝕】を使うかは熟慮しましょう。
私の体感では、《日蝕結界》が2セットも必要なマッチはほとんどないような気がします。
一枚目は【結界】。二枚目は【ポーチ】。というのがセオリーなのかもしれません。
【カーニバルのピエロ】
このカードの変妖方法は3通り。
- ガフで11マナに到達し、ポーチで10マナカードを見つける
- ヴァンダルで6マナにする
- ヨグサロンをプレイする
1が一番再現性が高く、2は運が良ければといった感じ。
3は呪文カウントがネックになるので、再現性は低いです。
アグロ・テンポマッチであれば非変妖でも十分強いので、その辺りは臨機応変に判断してください。
【運命の支配者ヨグ=サロン】
ドルイドはミニオンの除去が苦手なため、デカいミニオンを3体並べられた程度でも普通に詰みます。その為のヨグ様です。
現在のヨグサロンは守りのカードの側面が強いため、プレイするタイミングは不利状況に限ります。
ひとつ助言をするならば、ヨグをプレイするときはできるだけ手札を空けておきましょう。
【背徳の魔手ヤシャラージュ】
攻めと守りを両立している超バリューカード。
昨今では遅いデッキも増えてきたため、ヤシャ無しではデッキが枯渇して死にます。
レイトマッチでは【導き】や【ポーチ】からヤシャの2枚目を探しましょう。
当デッキの勝利プラン
当デッキは発見カードが多く、勝利プランは膨大であり、語り尽くすのは不可能です。
ですが、基本的な考えとして、『ピエロを変妖させ、ヤシャで使い回す』というのが一番核になる大きな目標だと思っています。
そのための【ガフ】であり、【ヴァンダル】です。
【ピエロ】を変妖させて着地させるには、最低でも2ターンで13マナ必要です。
それほどのマナを早期に用意するには、やはりマナ加速が必要不可欠です。
なので、「マリガンではマナ加速を優先的に探し、電光刹花を使ってでも最速で加速しろ」と言っているんですね。
どのデッキでもそうですが、そのマッチでやりたいことを目標として設定し、「その為に今やるべきことは何か」というのを考えていくと、より実践的なゲームプランを構築できると思います。
まさに将来設計という感じですね。人生と同じです。
カードの差し替え候補
・ヴァリアンリンパッケージ
元々のヴァンダルランプドルイドには【ヴァリアンリン】と【テイラン】が含まれていました。
先に【ヴァンダル】をプレイできればかなり強力なのですが、この2体を先に引いてしまうパターンがかなり弱かったので、私が【重さ当て】に差し替えたのが現在のリストです。
ドローソースとしてはこちらの方が優秀なので、『テイランを先に引かない』という自身がある方はこちらの方でも良いと思います。
正直一長一短です。
マッチアップアドバイス
現環境(2022/02/13時点)でよく見かけるマッチアップについて軽くご紹介します
【ランプドルイド(ミラー)】有利
ランプドルイドのリストは【ヴァンダル】入りはまだ浸透していないので、ヤシャパッケージに【将校】が1-2枚入っているものが主流だと思います。
普通のミラーならば【ガフ】を先に引いたほうが有利なのですが、このデッキならば【ピエロ】が採用されているので6:4くらいの有利だと思ってます。
唯一の負け筋は【将校】を除去できないパターンなので、ミニオンを展開する時は2体以上同時に展開するのを心がけましょう。
しっかり【ピエロ】を変妖させることを意識すれば、負ける試合ではありません。
【アグロビーストドルイド】不利
不利といっても4:6くらいだと思ってるので、全然勝てる部類です。
こちらの手札というよりは、相手が【草攻凶花】や【堆肥化】を引けなかった場合に勝てる感じです。
相手は手札から直接顔に打点が出るわけではないので、ミニオンの除去や挑発で妨害することができれば普通に勝ち筋は見えてきます。
基本は他のデッキとやることは変わらず、マナ加速に主眼を置いてください。
【バーンシャーマン】微有利
相手は序盤から顔面を削ることに全力を尽くしてきますが、大抵はこちらの《日蝕結界》が間に合うので、余程事故らない限りは勝てる相手です。
【見習い稲妻使い】を除去できないパターンが太めの負け筋なので、【月蝕】はマリガンでキープしておきましょう。
【OTKシャーマン】五分
こちらはマナ加速をしてピエロを並べるだけなのでやることは変わりませんが、相手のドローがブンブンに回りすぎると負けるイメージです。
相手がドローしている暇がないほどに盤面展開をできれば勝てる感じですね。
こういった遅めのコンボデッキに関しては、【適者生存】がかなり刺さるので、【ポーチ】をプレイする際には意識すると良いかもしれません。
【クエストシャーマン】有利
基本的に【ブルカン】が出てくる前に勝てます。
相手は《変妖ピエロ》を返す手段がありません。
【月蝕】の有無でかなり難易度が変わります。
【ピエロ】を採用してからは負けた記憶がないですね。
【アネザロン】を【死者蘇生】で使い回されるのが唯一の負け筋ですが、正直アレに関してはどうしようもないです。
マナ加速している時間は十分に与えられるので、自分の立ち回りでミスがないように全力を尽くしましょう。
【フェイスハンター】不利
3:7くらいの不利です。
正直な話、ドルイドでハンターに勝とうとすることが間違っているので、あまりにもハンターが多い環境なら素直にデッキを変えましょう。
真面目に勝つことを目指すのならば《電光刹花+ガフ》はマストな気がします。
【電光刹花】はマストキープなのかもしれねぇ。
【クエストプリースト】微有利
順調にマナ加速を引ければ問題なく勝てますが、【ヒステリー】や【魂の鏡】が刺さると負ける感じです。
このマッチでは【月蝕】が腐りがちで、マナ加速後のドローも課題ですね。
母数が少ないので対策する必要はありませんが。
【ミラクルプリースト】無理
無理です。逆立ちしても勝てません。
【シャドウプリースト】微有利
多分上手いプレイヤーが使えば五分くらいだと思うのですが、シャドプリを使う人は大抵下手なので有利付いてる感じです。
戦い方に関してはビーストドルイドと同じです。
【コントロールウォリアー】勝ち
9:1マッチですね。
マナ加速もゆっくりできますし、《変妖ピエロ》*4を止める手段もありません。
【導き】で【ピエロ】か【ヤシャ】を増やせれば盤石です。
【ヒロパメイジ】有利
しっかり盤面のクロックさえ切れれば勝てるマッチです。
シャーマンと同じく【月蝕】の有無で難易度が変わります。
最近は【モザキ】は見ないので、【月蝕】はキープなのかもしれねぇ。
8マナ以降に出てくる【モードレッシュ】にだけは気をつけてください。
マナ加速を妨害されることはないので、単純に《日蝕結界》や《変妖ピエロ》が間に合うかといったマッチです。
相手の動きというより、自分のミスがなければ勝てるマッチです。
プレイヤーのドルイド力が試されますね。
さいごに
マッチアップの相性を見て分かる通り、環境的には有利目のマッチが多い印象です。
一部どうしようもないマッチもありますが、基本的には練度を上げれば戦績も応えてくれます。
新環境まで秒読みの状態ですが、このガイドがお役に立てれば光栄です。
最後までお読みいただきありがとうございました。