【デッキガイド】今日から始める!ガラクロンドウォリアー
はじめに
こんにちは、どりる(@DRILL_hs)です。
『ガラクロンドの目覚め』の追加カードも全て実装され、ある程度環境も固まってきたので、以前から書こうと思っていたガラクウォリについて綴ります。
このデッキは、以前からある程度の立ち位置を確立していたアーキタイプなのですが、Tier1と呼べる強さはありませんでした。
ですが、既存の採用カードとの相性が良い『扇動する船頭』の追加により、可能性が爆発的に広がりました。
強力なデッキながら、まだカードが追加されて間もないので、現在も多くのプレイヤーが研究している段階です。
私自身も『この30枚のリストが最強です!』とは言い切れないので、
まずは『コアカード』と『選択カード』の項目に分けて説明していきます。
コアカードの解説
【内なる怒り】
『血盟の傭兵』『爆弾ラングラー』『苦痛の侍祭』など、各種自傷シナジーのトリガーとして利用します。単純に0マナ2点としてリーサルにも利用できるので、使い道は幅広いです。
【お触れ役】
『心血注ぐ献身者』と『破滅の御子』をサーチできます。
1ターン目に出すことで盤面干渉とデッキ圧縮をこなせるミニオンなので、マリガンではマストキープです。
【扇動する船頭】
話題の新カード。
全体除去と同時に自傷シナジーも発動できるので、使い道はさまざま。
軽いミニオンではあるものの、大抵は他のカードと合わせて使うコンボカードなので、1ターン目に出すことは少ないです。
適当に使うと事故が発生するので、ミニオン召喚時は熟考しましょう。
【儀式用斧】
一番使い勝手の良い祈願カードです。
最速で完全体ガラクロンドを召喚するには、このカードを2ターン目に使う必要があるので、マリガンではマストキープです。
2ターン目に使う場合は顔面に振りがちですが、相手の場に1マナミニオンがいる場合は、多少勿体なくてもミニオン除去に使ったほうが良いです。
【爆弾ラングラー】
1ヶ月前に追加された新カードです。
『船頭』とのコンボがとにかく強力で、上手く回るとこのコンボだけで序盤のボードを制圧できます。
単純に3ターン目にポンと出しても最低限の仕事はこなしてくれるので、マリガンではマストキープです。
【目覚めよ!】
しかし、正直使い勝手はあまり良くありません。
【苦痛の侍祭】
ガラクウォリの弱点はドローカードの弱さです。
自傷シナジーが多彩なこのデッキでは、難なく2ドロー以上はできるので、このミニオンは確定枠と呼んで良いでしょう。
手札が少ない状況では、『内なる怒り』を付けてドローを回しましょう。
【血盟の傭兵】
『内なる怒り』や『船頭』で傷つけたミニオンを分裂させます。
使い道がかなり多いので後述します。
【心血注ぐ献身者】
『お触れ役』でサーチできる為にかなりよく使う祈願カードです。
このミニオンの2点と祈願の3点でミニオンの除去を行いながら、ミニオンで相手の顔面を叩くのが定石であり、よくある勝ちパターンです。
【破滅の御子】
メイン除去カードです。
相手のボードが空の時に召喚するとAoEのカモになるので、基本的に挑発や大型ミニオンの除去に使いましょう。
ガラクロンドで+4/+4のバフをすると、それだけで勝ち筋になります。
【ガラクロンドの盾】
スタッツは優秀ですが、特筆して他のカードとのシナジーがないのが特徴です。
対ガラクロンドデッキでは、先にガラクロンドの盾を着地させた方が有利です。
【クロンクスドラゴンフーフ】
殆どの場合5点AoEとして使います。
クロンクスとガラクロンドが手札にある場合、
2祈願で『ガラク化』することも視野に入れてください。
【砕けざるガラクロンド】
基本的にこのデッキは『ガラク化』せずに勝つことは殆どありません。
ガラクロンドの中では唯一ヒロパが優秀なので、
うまく祈願カードが引けない場合は4祈願にこだわらず、
2祈願で早めに『ガラク化』して毎ターン3点を叩き込んだほうが強く作用することもあります。
選択カードの解説
【エターニウムローバー】
『船頭』が実装されるまでは確定枠として採用されていました。
このデッキでは1ターン目に何もしないのはかなり弱い動きなので、1マナミニオンの補完として採用するのはアリだと思います。
【鎧職人】
対ハンターへの対抗策として採用され始めましたが、それ以外のマッチアップには有効に働かないので、個人的にはあまり強いとは思っていません。
採用するとしても、マナカーブ的に『ローバー』の方が優秀です。
【寺院の狂戦士】
以前は確定枠で採用されていましたが、ローグにかなり弱い為に採用されなくなりました。現在では環境次第で活躍が見込めます。
【狂瀾怒濤】
『船頭』との相性がよく、2マナで3枚以上ドローできるポテンシャルを持つ反面、状況を選ぶカードなので確定枠ではありません。
2/22現在では、多くのプレイヤーが2枚採用しています。
【飢える陰獣フェルウィング】
4週目に実装された新カードです。
祈願で3点を出せるので相性がよく、入れ得ミニオンの様に見えますが、前述した通りドローが弱いデッキなので、フェルウィングを出した後に手札が枯渇する状況がよくあります。
ガラクロンドで+4/+4して即0/7/7が出せるのはかなり強いです。
【コルクロンの精鋭】
『血盟の傭兵』+『内なる怒り』と組み合わせたOTKコンボ要員です。
素で使うとかなり弱いですが、ガラクロンドでバフできるとかなり太い勝ち筋になるので、採用しているプレイヤーは多いです。
【リロイ・ジェンキンス】
採用理由は『コルクロン』と同じです。
主にガラクロンドで突撃ミニオンをバフできる確率を上げるために採用します。
個人的にはかなり使い勝手が良く感じます。
マリガン
マストキープ
対Zoo、ガラクロック、メカパラ
血盟の傭兵+コルクロンOTKコンボ
フィニッシャーとして使用するOTKの点数表を載せておきます。
- コルクロン(4点)+内なる怒り(2点)+血盟=12点
- コルクロン(4点)+内なる怒り(2点)+内なる怒り(2点)+血盟=16点
- バフコルクロン(8点)+内なる怒り(2点)+血盟=20点
- バフコルクロン(8点)+内なる怒り(2点)+内なる怒り(2点)+血盟=24点
- 船頭+コルクロン(4点)+血盟=8点
- 船頭+バフコルクロン(8点)+血盟=16点
- コルクロン(4点)+目覚めよ!(3点)+血盟=11点
- バフコルクロン(8点)+目覚めよ!(3点)+血盟=19点
※血盟の傭兵を2枚使うと、コルクロンを3枚に増やせるので点数が1.5倍になります。
※リロイでも同様のOTKが成立しますが、バフしていない場合は『内なる怒り』が1枚しか使用できないので注意。
実用的なコンボ
・ミニオン+内なる怒り+血盟の傭兵
OTKと同様に様々なミニオンを分裂できます。
『ラングラー』や『侍祭』を増やせると強いです。
・船頭+ラングラー(侍祭)
4ターン目によくやる動きです。
この後に血盟で増やすこともできます。
・儀式用斧+フェルウィング
相手の顔面を殴ることで2ターン目に0/3/3を召喚できます。
・船頭+破滅の御子+狂瀾怒濤
7マナ必要なのであまり実用的ではないですが、4枚以上ドローできます。
おすすめのデッキリスト
とりあえず触りたいからリスト教えろや!って方へ
Casie
AAECAQcC47QDxcADDhYc1AT7DJ3wAtypA9itA9qtA/6uA6qvA9KvA6S2A6u2A7q2AwA=
wiRer
AAECAQcErwTUBOO0A8XAAw0WkAP7DJ3wAtypA9itA9qtA/6uA6qvA9KvA6S2A6u2A7q2AwA=
どりる
AAECAQcEkAOvBOO0A8XAAw0WHPsMnfACs/wC3KkD2K0D2q0D/q4Dqq8D0q8DpLYDq7YDAA==
各種マッチアップアドバイス
VSハンター
『ローバー』や『鎧職人』を採用していれば勝機はありますが、採用していない場合はキツいマッチアップです。
ヘルス勝負では確実に負けるので、全力でミニオンを除去しつつ、装甲を貯めましょう。
『破滅の御子』の除去性能がとにかく高いので、早い段階で2祈願するのが勝ち筋です。
VSローグ
序盤にビッグエドウィンを作られるのが負け筋なので、序盤からミニオンを展開して相手に除去札を切らせつつ、4祈願を目指しましょう。
相手のヘルスが低くなると『タイタンの悪の手先』で挑発を立てられることがよくあるので、挑発の突破手段も用意しておく必要があります。
挑発さえ上手く除去できれば、ガラクロンドの爪とヒロパで殴り倒せると思います。
『ラングラー』や『侍祭』を展開する時は、できるだけ『内なる怒り』や『船頭』でダメージを与えておきましょう。
ダメージを負っていると、『死角からの一刺し』や『刻まれし運命』等のカードが使えなくなるので、相手が困ってくれます。
VSウォリアー
先に4祈願して『ガラク化』した方の勝ちです。
祈願の3点で顔面を殴る意味はほぼないので、相手のミニオンを全て潰しましょう。
VSドルイド
でっか化やクエドルは、分裂させた『ラングラー』を返す手段が乏しいので、ブームロボを並べながら祈願する動きが強いです。
相手はヘルスの回復手段が豊富なので、フィニッシュはOTKプランがおすすめです。
トレントは序盤に理想ムーブをされない限りは勝てます。
環境に多いなら、マリガンは船頭キープで良いと思います。
VSパラディン
100%メカパラディンなので、『船頭』はマストキープです。
相手のミニオンをひたすら除去してリソース勝ちを目指しましょう。
『船頭』と『目覚めよ!』と『破滅の御子』がキーカードになります。
余程引きが悪くない限りは苦労しないと思います。
VSプリースト
終盤にもつれ込むとほぼ負けるので、8ターン目辺りには決着を付けたいです。
『リロイ』を採用しているとリーサルが楽かもしれません。
VSウォーロック
ガラクZooならば『船頭』や『目覚めよ!』で楽に勝てます。
ガラクロックはOTKパッケージを採用していればほぼ負けません。
最初からOTKでフィニッシュするつもりで動きましょう。
また、『フェルウィング』に悪魔属性が付いている為、『生贄の契約』で除去されてしまうことを覚えておきましょう。
VSメイジ
OTKパッケージを搭載していればほぼ負けませんが、唯一『ルナポケ』が負け筋です。
早めに決着を付けましょう。
Q&A
Q.ガラクロンドってマリガンで残しても良いの?
A.マリガンの段階で祈願カードが2枚見えている時などは残しても良いですが、基本的には残さないです。
Q.血盟の傭兵って使い辛くない?
A.扱いが難しいのは間違いないですが、こいつを使いこなせると戦略の幅が広がります。どちらかというと中盤以降に輝くカードです。練習しましょう。
Q.狂瀾怒濤って弱くない?
A.弱いと言われがちですが、他にドローカードがない。
Q.船頭って1ターン目に出しちゃだめ?
A.2ターン目にコインで3マナミニオンを出せる状況なら良いと思います。
Q.OTKコンボってよくわからないから抜いてもいい?
A.抜いても普通に機能しますが、本来勝てる相手に勝てなくなったりします。一長一短。